2020.07.23

震災からの課程を見せることは役割だと思っている。/ 双葉郡未来会議 代表 平山勉

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先週に引き続き、双葉郡未来会議の代表を務める平山勉さんへのインタビューをお届けします。福島県双葉郡富岡町出身の平山さんは、実家の家業を継ぐため2009年に20年以上住んだ東京から富岡町に戻りました。しかし2011年に東日本大震災が発生し、富岡町を離れることを余儀なくされましたが、避難生活の最中からオンライン上で富岡町に関する情報を発信し続けてきました。そして、帰宅困難区域が解除され富岡町に戻った後は、双葉郡の総合インフォメーションセンター「ふたばいんふぉ」を開設し、更に多くの情報の発信と東日本大震災に関する情報アーカイブを行うなど積極的な活動を展開しています。

 

今回は、インビジブルが企画する「プロフェッショナル・イン・スクール(PinS)」アーティストの受入についての考えや、福島県立ふたば未来学園高等学校の学生のプロジェクトの展開、東日本大震災を経て自分自身がこの場所に抱く思いなど幅広く話を聞いてきました。

 

inVisible Voice (インビジブル ボイス) - 見えない声  について

私たちNPO法人インビジブル( https://invisible.tokyo/ )は、アートを触媒にしたプロジェクトを展開し、見えないものを可視化し続けることで、社会を動かす小さな変化を生み出していきます。この番組は、インビジブルのメンバーが取組むアートプロジェクトの取組みや、コミュニティづくり、国内外の注目事例など幅広く発信するポッドキャストです。

inVisible Voice - 見えない声

inVisible Voice - 見えない声

私たちNPO法人インビジブルは、アートを触媒にしたプロジェクトを展開し、見えないものを可視化し続けることで、社会を動かす小さな変化を生み出していきます。この番組は、インビジブルのメンバーが取組むアートプロジェクトの取組みや、コミュニティづくり、国内外の注目事例など幅広く発信するポッドキャストです。

https://invisible.tokyo/

今回の出演者

平山勉

平山勉

双葉郡未来会議 事務局代表

福島県双葉郡富岡町出身。高校卒業後に上京し、音楽関係の仕事を20年以上続ける。2009年、実家が経営していた「ホテルひさご」を継ぐためにUターン。2011年8月、町内の歩道橋に「富岡は負けん!」と書いた横断幕を掲げる。それ以降、町内の情報を集積したWEBサイト「富岡インサイド」や、主に双葉郡を活動エリアにした「相双ボランティア」を立ち上げる。2015年7月に「双葉郡未来会議」が発足、事務局代表に就任。音楽レーベル「Nomadic Records(ノーマディックレコード)」も経営している。

https://futabainfo.com/

この番組のパーソナリティ

林曉甫

林曉甫

理事長 / マネージング・ディレクター

1984年東京生まれ。立命館アジア太平洋大学アジア太平洋マネジメント学部に在学中、アートが社会に生み出すユーモアや価値のズレに面白さを覚えボランティアとして活動に携わる。大学卒業後はNPO法人BEPPU PROJECTにて公共空間や商業施設などでアートプロジェクトの企画運営を担当し、文化芸術を起点にした地域活性や観光振興に携わる。「アートを通じて見えないモノを可視化させ、その状況下でしか生まれないアート体験を一人でも多くの人に届けたい」という想いから、2015年にNPO法人インビジブルを設立。

菊池宏子

菊池宏子

アーティスト / クリエイティブ・ディレクター

東京都生まれ。ボストン大学芸術学部彫刻科卒業、米国タフツ大学大学院博士前期課程修了。米国在住20年を経て、2011年、東日本大震災を機に東京に戻り現在に至る。MITリストビジュアルアーツセンター、ボストン美術館、あいちトリエンナーレ2013、森美術館などでコミュニティ・エンゲージメント戦略・開発に従事。

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