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2月は特集(全4回)『持続可能な社会における創造力』と題して、「現在とこれから」の社会と文化を象徴し関連し合う、人間らしさとしてのクリエイティビティとSDGsについて、モデルの長谷川ミラさんと、University of Creativity(UoC)サステナビリティフィールドディレクターで、株式会社博報堂クリエイティブプロデューサーの近藤ヒデノリさんをゲストにお迎えしてお話を伺いました!

 

このページでは、4回にわたってお届けした特集をまとめています。ぜひ聴いてください!

 

また、Spotifyにて番組のエピソードとゲスト&パーソナリティの選曲を織り交ぜたプレイリストを更新中です!ぜひ「My Library」への登録お願いします!
https://open.spotify.com/playlist/6EY8LFSdS7B0OOl5wxldXr

 

「MOTION GALLERY CROSSING」は、編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が、日本最大級のクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」のプロジェクトを紹介しながら「これからの文化と社会のはなし」をゲストとともに掘り下げていくラジオ番組。東京・九段ハウスの提供でお送りいたします。

 

#039/section1「国際共通言語としてのSDGs」/長谷川ミラ(モデル)、近藤ヒデノリ(University of Creativity(UoC) フィールドディレクター)

section1では、ゲストお二人がSDGsにコミットするようになったきっかけを紐解いていきながら、日本と海外とでのSDGsの対する意識の違いや、メディアの果たす役割、さらには教育・政治についてまで、SDGs導入編とも言える包括的なトークが繰り広げられました!

 

入社1年目の赴任先で阪神大震災という未曾有の災害を経験し、ただモノを売る広告に疑問を持ったことから、仕事を通してサスティナブルな活動や文化芸術をサポートする活動をしてきたという近藤さんと、ロンドンの大学生活でのレジ袋税や周囲の学生が持つ圧倒的なその意識の高さから、社会問題について考えるようになったという長谷川さん。お二人に共通していたのは、以前から持っていた社会課題への意識に、SDGsという目標が合致したことで自身の活動がさらに具体化・活発化したという点でした!

 

また、日本と海外ではSDGsはもちろん社会問題や政治についてメディアが果たす役割が大きく違うことや、日本の豊かさが人々の社会への参加意識や社会改善への意識に影響しているという視点、そして学校教育にSDGsのカリキュラムが加わる一方で、今まさに社会を動かしていく20代にはその情報がしっかり伝達されていないのではないかという危機感など、持続可能な社会を考える上で欠かせない日本の社会の現在についてトークが繰り広げられました!

 

#040/section2「SDGsは世界を分断しないのか」/長谷川ミラ(モデル)、近藤ヒデノリ(University of Creativity(UoC) フィールドディレクター)

section2では、現在、ゲストお二人が携わるSDGs関連の具体的なプロジェクトについて伺いながら、SDGsが生まれた背景には世界的な経済格差があること、そしてその様々な達成目標と、その実現のために周りを巻き込んでいく求心力の大切さにについてトークが繰り広げられました!

 

近藤さんは「目標12:つくる責任つかう責任」にあたるプラットフォーム「EARTH MALL(アースモール)」や、クリエイティビティに関わる多くの人がSDGsについて語れる場である「University of Creativity(UoC)」で「目標11:住み続けられるまちづくりを」に向けた気候変動やアーバンファーミング、アップサイクル、牛肉生産による環境破壊を考えるアクションなど、多岐に渡る活動を。

 

そして長谷川さんは自身が手掛ける、性別・障害・年齢問わないオールジェンダーでサステナブルな服づくりのアパレルブランド「JAMESIE (ジェイムジー)」において、SDGsを知ったことで服をつくることが環境破壊につながることを知り、いったんブランドをとめてまでしてSDGsへの意識もとに再構築したというエピソードや、SDGsについて考える持つ人同士を繋げるコミュニティ「mimo (ミーモ)」のほか、SDGsを広める活動のために企業に積極的にかけたことで新たな企画がスタートしたエピソードを。

 

お二人の活動に共通するのは、関心を持つ人はもちろん、そうではない人も惹きつけるためにも、企業を巻き込んだり大きな仕組みとして働きかけることでSDGsのうねりをより大きく広げていくこと、そして語り合う場をつくることにありました!

 

#041/section3「 生きてくだけでギリギリな暮らしと、持続可能な社会の間で考えたこと」/長谷川ミラ(モデル)、近藤ヒデノリ(University of Creativity(UoC) フィールドディレクター)

section3では、長井さんから発せられた「SDGsとして望ましい商品を、買える人と買えない人。そこにある貧富の距離を感じる」という言葉をきっかけに、どうすればみんなで持続可能な社会の実現に取り組めるのかについてトークが繰り広げられました。

 

近藤さんは「3.5%」という数字を挙げて、それぞれの立場からできる行動を実践することで、サステナブルではない商品が売れなくなり企業も変わらざるをえなくなるような、システム自体を変えていくのが重要であること。そして長谷川さんからは、互いを批判するのではなく自分の手の届く範囲でできることをやる、という答えが。

 

「やらないといけない」ではなく「自分ならこうする」という創造性と継続が楽しさとなり、そこに仲間がうまれ、しいては社会のシステムを動かすことに繋がるという連携こそ、SDGsの実現とその背景にある様々な格差を減らすために必要なのではという展開に!武田さんによるお魚から読み解く単純消費の弊害や、長井さんによるタンブラー=ジョッキのアイデアも必聴です!ぜひお聴きください!

 

#042/section4「”クリエイティビティの使い道”とSDGs」/長谷川ミラ(モデル)、近藤ヒデノリ(University of Creativity(UoC) フィールドディレクター

最終回となるsecrtion4では、お金とクリエイティビティ、そして持続可能性という3つをバランス良く満たすためのヒントとして、自分のクリエイティビティの使い道を意識することや、SDGsと企業と予算の現実を加速させるアイデアなど、持続可能な社会を創るための行動についてトークが繰り広げられました!

 

生活のための仕事と社会課題に対する活動とは別にせざるを得なかった頃とは違い、特にSDGsが謳われるようになってからは、サステナビリティに取り組むクライアントとの仕事に集中できるようになったという近藤さん。お金を稼ぐことを目的とするのではなく、お金や何かを得るために自分のクリエイティビティを発揮した結果それが社会にどんな影響を及ぼすのかを指標とすること、つまりみんなが自分のクリエイティビティの使い道に責任を持つことが大切という考えに、一同納得!

 

また、長谷川さんはSDGsに取り組む中で感じる、企業がまだSDGsの活動に予算を割く段階にまで至っていないことや、経済的な部分でSDGsに取り組みたくても取り組めない中小企業もあるという現実を挙げ、もっと多くの人がSNSを通じてSDGsについて発信・共感を表明することで世間の注目度が高まり、SDGsに予算=お金がつきやすい社会状況を創るという、誰もがチャレンジしやすいクリエイティビティのアイデアを提案!

 

さらには、自分のクリエイティビティへの対価に妥協しない姿勢が文化の持続性に繋がっていくことや、パーマカルチャーとSDGsの繋がり、芸術祭とSDGsとの意外な関係性など、広義のクリエイティビティについてのトークをぜひお聴きください!

 

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MOTION GALLERY CROSSING(モーションギャラリークロッシング)

MOTION GALLERY CROSSING(モーションギャラリークロッシング)

編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が「これからの文化と社会のはなし」をゲストとともに掘り下げていくPodcast(ポッドキャスト)番組『MOTION GALLERY CROSSING』。日本最大級のクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」が東京・九段ハウスから毎週お届けしています!

「表現」のようなクリエイティブな活動や「まちづくり」のようなパブリックな活動は、どうしても短期的な経済合理性と二律背反になりがち。新しいチャレンジやアイデアが「お金」を理由にストップせざるを得ない事例を1つでも減らすために立ち上がった「MOTION GALLERY」には、そんな二律背反を打破する新しい文化投資・社会投資の種や事例が沢山あつまっています。『MOTION GALLERY CROSSING』では、そんなプロジェクトの話しも交えつつ、みんなで「これからの文化と社会のはなし」を考えて行きたいと思っています。

https://info.motion-gallery.net/crossing/

今回の出演者

長谷川ミラ

長谷川ミラ

モデル

1997年生まれ。南アフリカとのハーフ。ロンドンの美大「セントラル・セント・マーチンズ」への入学とそこで刺激を受けたことから、ファッションに関連する環境問題やフェミニズムに、より興味を持ち、自身のバックボーンやブランド、ジェンダーレス、 環境問題などを自由に発信する、“私”を表現するモデルとして活躍。自身のブランド「JAMESIE」を展開するほか、現在、J-WAVE 「START LINE(すたーとらいん)」のナビゲーターを務める。

https://www.lespros.co.jp/models/mila-hasegawa/

近藤ヒデノリ

近藤ヒデノリ

University of Creativity(UoC)サステナビリティフィールドディレクター/株式会社博報堂クリエイティブプロデューサー

1994年博報堂入社後、CMプランナーを経て、NYU/ICP修士課程で写真と現代美術を学び、9.11を機に復職。近年は「サステナブルクリエイティビティー」を軸に様々な企業・自治体・地域のブランディングや広報、商品・メディア開発、イベントや教育に携わり、2020年に創造性の研究実験機関 UNIVERSITY of CREATIVITY(UoC)サステナビリティ領域のフィールドディレクターに就任。領域を越えて持続可能な社会・文化をつくる創造性の研究・社会実装を行っている。編共著に『INNOVATION DESIGN-博報堂流、未来の事業のつくりかた』『都会からはじまる新しい生き方のデザイン-URBAN PERMACULTURE GUIDE』等。「Art of Living」をテーマとした地域共生の家「KYODO HOUSE」主宰。2019年よりグッドデザイン賞審査員。 湯道家元で元バックパッカー。

https://uoc.world

この番組のパーソナリティ

武田俊

武田俊

メディアリサーチャー・文筆家・編集者

1986年、名古屋市生まれ。法政大学文学部日本文学科兼任講師。JR埼京線沿線のエリアスタイルマガジン「SAI-KYO DIALOGUE LINE」編集長。まちづくり領域のバーティカルリサーチメディア「M.E.A.R.L」編集長。JFN「ON THE PLANET」月曜パーソナリティ。 大学在学中にインディペンデントマガジン『界遊』を創刊。編集者・ライターとして活動を始める。2011年、代表としてKAI-YOU,LLC.を設立。2014年の同社退社以降「TOweb」、「ROOMIE」、「lute」などカルチャー・ライフスタイル領域のWebマガジンにて編集長を歴任。メディア研究とその実践を主とし、様々な企業のメディアを活用したプロジェクトにも関わる。右投右打。

http://takedashun.com/

長井短

長井短

演劇モデル

1993年生まれ。東京都出身。モデルとして活躍する傍ら、舞台、TV、映画で女優として活躍、またバラエティでも特異なキャラクターで注目される。最近の主な出演作に、KERA×CROSS第2弾『グッド・バイ』、月刊「根本宗子」第6号『バー公演じゃないです。』他。TVドラマ「ギルティ」(YTV)「離婚なふたり」(EX)、「家売るオンナの逆襲」(NTV)、映画『あの日々の話』「耳を腐らせるほどの愛」。

http://popbelop.blogspot.com/

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