2022.11.09

#120 遊ぶことは、自分で自分を育てるための本能だ。 | 特集【これからの遊び場を考える】section2

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もしくろ11月は、特集【これからの遊び場を考える】として、「一般社団法人TOKYO PLAY」代表理事の嶋村仁志さんをゲストにお迎えしています。

 

子どもの遊ぶ環境づくりの専門分野「プレイワーク」について学んだ初回に続く、今回のエピソード。「では、遊ぶことは成長にどんな風に大切なの?」を掘り下げていくと、人間は、未熟に生まれる生き物として自分で自分の安心を確保できるように、外の世界に興味を示す・触れることは楽しいと思えるようになっていて、それこそが遊びであり、つまり遊びとは本能の活動で、遊ぶことで自分で自分を育てるサイクルが自然と回っていくようになっている、というお話に。遊びは全ての子どもに許されている生命の仕組みとして、時には危険を知り、他者とのコミュニケーションの術を培っていくものであることを知ると、近年増える”ルールだらけの遊び場(公共空間)”の背景にある、大人同士のコミュニケーションの貧困の根底にあるものが少し見えてくるようにも感じました。これからの遊び場について、子どもの自由だけが圧迫され続けるのではなく、子どもも声を上げられるようにするために大人は何ができるのか、いま考えてみたい。そんな回となりました!

 

さらには、ゲスト嶋村さんの習慣から考える”頭を空っぽにする時間”と”自転車と幸福度の関係”のこと、遊びと仕事との良きバランス、IPAはクラフトビールのことだけではない、など、オープニングやエンディングもお聞き逃しなく!

 

今回のHotProjectsでは、「全盲の美術鑑賞者」白鳥建二さんの旅路や日常を追いかけたドキュメンタリー映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』の宣伝と自主配給を応援するプロジェクトをご紹介!「自由な会話を使ったアート鑑賞」という白鳥さんの独自の鑑賞スタイルがすごく興味深いのですが、なんと、リターンには白鳥さんと共同監督の川内さんとのプラベート鑑賞会も!スクリーンで、そして気になる方はリターンで体験できちゃいます。ぜひチェックしてみてください。

 

「MOTION GALLERY CROSSING」は、編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が、日本最大級のクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」のプロジェクトを紹介しながら「これからの文化と社会のはなし」をゲストとともに掘り下げていくラジオ番組。東京・九段ハウスの協賛でお送りいたします。

 

<もしもし文化センター>

番組のオンラインコミュニティ「もしもし文化センター」へは、下記よりアクセスいただけます!みなさんの参加をお待ちしております!あなたも”もしもしーず”になろう!

https://basic.motion-gallery.net/community/moshibun

 

<番組プレイリスト更新中!>

番組では、エピソードとゲスト&パーソナリティの選曲を織り交ぜたSpotifyプレイリストを更新中です!ぜひ「My Library」への登録をお願いします!

https://open.spotify.com/playlist/6EY8LFSdS7B0OOl5wxldXr

 

<リスナーのみなさんのお悩み募集中!>

パーソナリティ&番組アシスタントにきいてほしいお悩みを募集しています!いただいた投稿は、番組のお悩み相談コーナー(不定期)にてお答えします!

https://forms.gle/GqTrQCYs9Ji8duSM7

 

<TOKYO PLAYの活動はこちらから!>

「一般社団法人TOKYO PLAY」HP

https://tokyoplay.jp/

 

<みちあそびパートナー募集中!>

「とうきょうご近所みちあそび」プロジェクト

https://playbourhood.tokyoplay.jp/

 

<Hot projects>

長編ドキュメンタリー映画『目の見えない白鳥さん、アートを見にいく』を全国に届けたい!

https://motion-gallery.net/projects/shiratorisan

 

<九段ハウス>

https://kudan.house/

 

<ご意見・質問お待ちしてます!>

番組のハッシュタグ #もしくろ

https://twitter.com/intent/tweet?hashtags=もしくろ

MOTION GALLERY CROSSING(モーションギャラリークロッシング)

MOTION GALLERY CROSSING(モーションギャラリークロッシング)

編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が「これからの文化と社会のはなし」をゲストとともに掘り下げていくPodcast(ポッドキャスト)番組『MOTION GALLERY CROSSING』。日本最大級のクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」が東京・九段ハウスから毎週お届けしています!

「表現」のようなクリエイティブな活動や「まちづくり」のようなパブリックな活動は、どうしても短期的な経済合理性と二律背反になりがち。新しいチャレンジやアイデアが「お金」を理由にストップせざるを得ない事例を1つでも減らすために立ち上がった「MOTION GALLERY」には、そんな二律背反を打破する新しい文化投資・社会投資の種や事例が沢山あつまっています。『MOTION GALLERY CROSSING』では、そんなプロジェクトの話しも交えつつ、みんなで「これからの文化と社会のはなし」を考えて行きたいと思っています。

https://info.motion-gallery.net/crossing/

今回の出演者

嶋村仁志

嶋村仁志

一般社団法人TOKYO PLAY 代表理事

1995年、英国Leeds Metropolitan大学ヘルス&ソーシャルケア学部プレイワーク学科高等教育課程修了。1996年より、羽根木プレーパーク、川崎市子ども夢パークなど、冒険遊び場のプレーリーダー(プレイワーカー)を歴任し、国内外で冒険遊び場の立ち上げや子どもの遊びに関わる人の研修や啓発に携わってきた。2010年の任意団体TOKYO PLAY設立時より代表に就任。2005~2011年には、IPA(International Play Association ・子どもの遊ぶ権利のための国際協会)東アジア副代表を務め、海外とのネットワークも広い。一男一女の父。

https://tokyoplay.jp/

この番組のパーソナリティ

武田俊

武田俊

メディアリサーチャー・文筆家・編集者

1986年、名古屋市生まれ。法政大学文学部日本文学科兼任講師。JR埼京線沿線のエリアスタイルマガジン「SAI-KYO DIALOGUE LINE」編集長。まちづくり領域のバーティカルリサーチメディア「M.E.A.R.L」編集長。JFN「ON THE PLANET」月曜パーソナリティ。 大学在学中にインディペンデントマガジン『界遊』を創刊。編集者・ライターとして活動を始める。2011年、代表としてKAI-YOU,LLC.を設立。2014年の同社退社以降「TOweb」、「ROOMIE」、「lute」などカルチャー・ライフスタイル領域のWebマガジンにて編集長を歴任。メディア研究とその実践を主とし、様々な企業のメディアを活用したプロジェクトにも関わる。右投右打。

http://takedashun.com/

長井短

長井短

演劇モデル

1993年生まれ。東京都出身。モデルとして活躍する傍ら、舞台、TV、映画で女優として活躍、またバラエティでも特異なキャラクターで注目される。最近の主な出演作に、KERA×CROSS第2弾『グッド・バイ』、月刊「根本宗子」第6号『バー公演じゃないです。』他。TVドラマ「ギルティ」(YTV)「離婚なふたり」(EX)、「家売るオンナの逆襲」(NTV)、映画『あの日々の話』「耳を腐らせるほどの愛」。

http://popbelop.blogspot.com/

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