2020.05.06

#002 「ミニシアターと青春と」ゲスト:ゲスト:深田晃司(映画監督)、濱口竜介(映画監督):『ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金』section2

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編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が、日本最大級のクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」のプロジェクトを紹介しながら、アートやカルチャーにまつわる話題を、ゲストとともに掘り下げていくラジオ番組。東京・九段ハウスの提供でお送りいたします。

前回に引き続き、ゲストは映画監督の深田晃司さんと濱口竜介さん。コロナの影響で閉館の危機にさらされている全国の小規模映画館を守るため立ち上がった「ミニシアターエイド」の発起人です。

カンヌ国際映画祭でノミネートを果たするなど、世界的に活躍をされているお二人。実は両者ともに映画製作の際、MOTIONGALLERYでクラウドファンディングをしたことがある、という共通点が。「ミニシアターエイド」は、二人がMOTIONGALLERYの代表・大高に偶然かけた、電話から始動した…!パーソナリティ二人のミニシアターでの思い出って?映画を取り巻く文化助成の現実とは?前後編の後編です。

 

<九段ハウス オンラインアートサロン>http://art.kudan.house/
<レセプションパーティー> 5月6日19:00〜21:00 https://www.facebook.com/art.niwa/

 

深田晃司さん・濱口竜介さんが発起人のミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金 プロジェクト

「ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金」は新型コロナウイルスの感染拡大による緊急事態宣言が発令され、政府からの外出自粛要請が続く中、閉館の危機にさらされている全国の小規模映画館「ミニシアター」を守るため、映画監督の深田晃司・濱口竜介が発起人となって有志で立ち上げたプロジェクトです。

プロジェクトページでは、ミニシアターが教えてくれた映画の魅力や、街におけるミニシアターの役割、閉館の危機にさらさえる日本各地のミニシアターの状況、「ミニシアター・エイド基金」参加劇場一覧、「ミニシアターで、また会うために」をコンセプトにしたミニシアター・エイド基金の具体的な内容やリターンについて、掲載されています。

ぜひ本エピソードとともに、プロジェクトページもご覧ください

MOTION GALLERY CROSSING(モーションギャラリークロッシング)

MOTION GALLERY CROSSING(モーションギャラリークロッシング)

編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が「これからの文化と社会のはなし」をゲストとともに掘り下げていくPodcast(ポッドキャスト)番組『MOTION GALLERY CROSSING』。日本最大級のクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」が東京・九段ハウスから毎週お届けしています!

「表現」のようなクリエイティブな活動や「まちづくり」のようなパブリックな活動は、どうしても短期的な経済合理性と二律背反になりがち。新しいチャレンジやアイデアが「お金」を理由にストップせざるを得ない事例を1つでも減らすために立ち上がった「MOTION GALLERY」には、そんな二律背反を打破する新しい文化投資・社会投資の種や事例が沢山あつまっています。『MOTION GALLERY CROSSING』では、そんなプロジェクトの話しも交えつつ、みんなで「これからの文化と社会のはなし」を考えて行きたいと思っています。

https://info.motion-gallery.net/crossing/

今回の出演者

深田晃司

深田晃司

映画監督

1980年生まれ。99年映画美学校に入学。長・短編3本を自主制作。06年テンペラ画アニメーション『ざくろ屋敷』でパリ第3回KINOTAYO映画祭新人賞受賞。08年映画『東京人間喜劇』でローマ国際映画祭正式招待、大阪シネドライブ大賞受賞。10年『歓待』が東京国際映画祭日本映画「ある視点」作品賞、プチョン国際映画祭最優秀アジア映画賞受賞。13年『ほとりの朔子』でナント三大陸映画祭グランプリ&若い審査員賞をダブル受賞。16年『淵に立つ』で第69回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査委員賞受賞。最新作『よこがお』はロカルノ国際映画祭コンペティション部門正式招待。特定非営利活動法人独立映画鍋共同代表。

https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid

濱口竜介

濱口竜介

映画監督

1978年生まれ。東京大学文学部卒業後、商業映画の助監督やテレビの経済番組ADを経て、東京藝術大学大学院映像研究科に入学。2008年、修了制作の『PASSION』が国内外の映画祭に選出され、監督としてのキャリアを本格スタートさせる。2015年に317分の長編映画『ハッピーアワー』がロカルノ国際映画祭主演女優賞・ナント国際映画祭準グランプリをはじめ、数多くの映画祭で主要賞を受賞。2018年、商業映画デビューとなる『寝ても覚めても』がカンヌ国際映画祭コンペティションに選出され、世界30ヶ国で劇場公開された。

https://motion-gallery.net/projects/minitheateraid

この番組のパーソナリティ

武田俊

武田俊

メディアリサーチャー・文筆家・編集者

1986年、名古屋市生まれ。法政大学文学部日本文学科兼任講師。JR埼京線沿線のエリアスタイルマガジン「SAI-KYO DIALOGUE LINE」編集長。まちづくり領域のバーティカルリサーチメディア「M.E.A.R.L」編集長。JFN「ON THE PLANET」月曜パーソナリティ。 大学在学中にインディペンデントマガジン『界遊』を創刊。編集者・ライターとして活動を始める。2011年、代表としてKAI-YOU,LLC.を設立。2014年の同社退社以降「TOweb」、「ROOMIE」、「lute」などカルチャー・ライフスタイル領域のWebマガジンにて編集長を歴任。メディア研究とその実践を主とし、様々な企業のメディアを活用したプロジェクトにも関わる。右投右打。

http://takedashun.com/

長井短

長井短

演劇モデル

1993年生まれ。東京都出身。モデルとして活躍する傍ら、舞台、TV、映画で女優として活躍、またバラエティでも特異なキャラクターで注目される。最近の主な出演作に、KERA×CROSS第2弾『グッド・バイ』、月刊「根本宗子」第6号『バー公演じゃないです。』他。TVドラマ「ギルティ」(YTV)「離婚なふたり」(EX)、「家売るオンナの逆襲」(NTV)、映画『あの日々の話』「耳を腐らせるほどの愛」。

http://popbelop.blogspot.com/

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