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3月は特集(全4回)『インディ・ミュージックの現在地』と題し、近年、熱い注目を集めるインディミュージック・シーンについて、デジタル化による音楽配信とその収益化、そして背景にある音楽業界の変化、さらには変わりゆくアーティストのキャリア形成について、マイカ・ルブテさん(シンガーソングライター/トラックメーカー/DJ)と、本田次郎さん(TuneCore Japanディレクター/「THE MAGAZINE」編集長)をゲストにお迎えしてお話を伺いました!

 

このページでは、4回にわたってお届けした特集をまとめています。ぜひお聴きください!

 

また、Spotifyにて番組のエピソードとゲスト&パーソナリティの選曲を織り交ぜたプレイリストを更新中です!ぜひ「My Library」への登録お願いします!

https://open.spotify.com/playlist/6EY8LFSdS7B0OOl5wxldXr

 

「MOTION GALLERY CROSSING」は、編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が、日本最大級のクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」のプロジェクトを紹介しながら「これからの文化と社会のはなし」をゲストとともに掘り下げていくラジオ番組。東京・九段ハウスの提供でお送りいたします。

 

#043/section1「音楽ストリーミング時代の「卸問屋」と「シェア」」/マイカ・ルブテ(シンガーソングライター)、本田次郎(TuneCore Japanディレクター)

https://propo.fm/motiongallerycrossing/43

▶あらすじ

かつて共に音楽メディアの立ち上げも経験され、旧知の仲だというゲスト本田さんとパーソナリティ武田さん。ゲストのマイカさんはパーソナリティ長井さんと同世代で、武田さんや本田さんとも仕事やイベントで繋がりがあることから、和やかなムードでスタートした特集の初回。まずは世代もバックグラウンドも異なる4人の”初めての音楽”について触れながら、音楽メディアの変遷、特にサブスクリプション・音楽ストリーミングについて、ユーザー、ディストリビューター、アーティストそれぞれの立場から掘り下げていきました!

 

「マツケンサンバ」「ドヴォルザーク」「ポンキッキーズ」「ポケモン言えるかな?」など、それぞれの最初に触れた音楽は様々であるものの、統一していたのはそのメディアがCDであったということ。そこから、本田さんの解説を交えながらレコードから始まり現在のサブスクに至るまでの音楽メディアの変遷や、「卸問屋」だというTuneCore Japanの仕組みや、アーティスト自身のキャリア形成を大切にするその姿勢について、また、マイカさんはアーティストの立場からその変遷を、単純な売り上げの回収ではなくリスナーとの音楽の「シェア」だと感じていることなど、それぞれの立場ならではの考察が飛び交いました!

 

さらには、マイカさんがトラックをつくり、武田さんリリックを書き、長井さんがラップを担当した楽曲をTuneCore Japanで配信する、というプランも立ち上がり(!)、ストリーミング時代だからこその「いい意味での軽はずみ」が実現するかも…?!など、音楽メディアの可能性が凝縮されたトークとなりました!

 

#044/section2「音楽の主導権はどこにある?サブスクがもたらすクリエイティブ優先の音楽活動」/マイカ・ルブテ(シンガーソングライター)、本田次郎(TuneCore Japanディレクター)

https://propo.fm/motiongallerycrossing/44

 

音楽メディアの変遷やサブスク、そしてTuneCore Japanの特色について掘り下げた前回に続き、特集2回目となる今回は、音楽の環境変化の中で変わりゆく音楽活動について、ゲストのマイカさんや本田さんの経験はもちろんのこと、役者である長井さんが音楽業界について感じることなど、様々な角度からトークが繰り広げられました!

 

2016年に活動を本格化されたマイカさん。その頃から既にCDからストリーミングへの移行の空気を感じていたことや、2018年頃にはディストリビューション・サービスを使うことでアーティストがクリエイティブを優先してファンビルドすること、つまり主導権を握ったままで音楽活動を続けることが可能な状況がみえてきたと言います。さらに本田さんからは、配信はTuneCore Japan、宣伝はSNS、資金獲得はMOTION GALLERYのような、モジュールを組み合わせることでインディ・アーティストの活動の幅が広がっていくというインディ・アーティストの活動モデルも挙がり、まさに今の音楽を取り巻く変化を感じられる展開に!

 

また、従来の音楽ビジネスとは異なる点として、レーベル所属のプロモーションに替わる”プレイリスト”の影響の大きさとそれによる思いがけないマッチングや、既にサブスクで聴ける状態にあったからこそ大ヒットし一躍有名となったChance The Rapper、瑛人をはじめとする国内外の例、そして創作活動をスムーズにするチームづくりなど、アーティストにとってもリスナーにとっても、音楽の環境変化へのポジティブな意見が飛び交うトークとなりました!

 

#045/section3「 自分が聴きたい音楽をつくる。チームが可能にするアーティストのクリエイティブ。」/マイカ・ルブテ(シンガーソングライター)、本田次郎(TuneCore Japanディレクター)

https://propo.fm/motiongallerycrossing/45

音楽を取り巻く環境の変化から、アーティスト自身が自分の意思でそのキャリアを形成することが可能になってきている一方で、気になるのは、それに伴う様々な業務にどう対応しながら音楽活動を継続していくのか。活動の幅が大きくなればなるほどアーティストひとりで抱えるには難しくなってくるそのタスクに、少人数のチームで取り組むマイカさんの経験談や、「THE MAGAZINE」やTuneCore Japanを通して本田さんが特に気になるアーティストの事例を交えながらトークが繰り広げられました!

 

その成り立ちを「桃太郎」に擬えて、音楽というきび団子をつくり、それを携えながら活動を続け、その幅が広がっていくことに伴って徐々にスタッフを増やしチームを形成してきたというマイカさん。タスクを分散することで様々な活動にスムーズに対応できるのはもちろん、アーティストがクリエイティブに集中できる環境づくりにも繋がるなど、全てをアーティストひとりで担うのでも、逆に全てがレコード会社の決断次第といった従来のスタイルとも異なる、インディペンデント・アーティストの新しい姿が印象的でした。

 

さらには、インディペンデント・アーティストに役立つ情報を発信する「THE MAGAZINE」で本田さんがマイカさんとマネージャーを取材した際に印象的だった「表現欲求は自分との約束」という言葉や、長井さんがインタビューを受ける時に心掛けていること、さらには下積み時代の我慢についての武田さんと長井さんの見解など、今回も様々なエピソードが飛び交いました!

 

#046/section4「いつか誰かの心に響く。妥協しない音楽づくり。」/マイカ・ルブテ(シンガーソングライター)、本田次郎(TuneCore Japanディレクター)

https://propo.fm/motiongallerycrossing/46

最終回となる今回は、これまでのトークでも一貫していた、マイカさんの音楽づくりへの姿勢や本田さんのインディペンデント・アーティストへの眼差しをお話しいただきながら、避けて通れないクリエイティブとお金の話についての意識、そしてコロナ禍のライブ活動についてなど、様々な難しさを抱えながらも本質を見失わずに活動を続けていく手段について様々なアイデアが飛び交いました!

 

自分に嘘のないものをつくることが自身の音楽の性質だと話すマイカさん。妥協せずにクオリティの高いものをつくることで、今ではなくても後々でも誰かの心に響くものになるという考えは、アーティストの過去の楽曲にもアクセスしやすいサブスクならではの仕組みにマッチしているというトークから、一方で、演劇のようにそれが難しいジャンルでは何ができるのか、という展開に。

 

さらには、コロナ禍の音楽を語る上で欠かせないライブ活動について、配信だからこそ可能になった演出やコラボレーションといったチャレンジは、つまり演劇においても通じること、そしてそれはコロナが収束した後もひとつのジャンルになりうるのではないか、など、コロナ禍を乗り越えるだけでなく、これからの展開を見据えた今のクリエイティブの奮闘とそれを支えるサポートについても、ジャンルを越えたトークが繰り広げられました!

 

 

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MOTION GALLERY CROSSING(モーションギャラリークロッシング)

MOTION GALLERY CROSSING(モーションギャラリークロッシング)

編集者の武田俊と演劇モデルの長井短が「これからの文化と社会のはなし」をゲストとともに掘り下げていくPodcast(ポッドキャスト)番組『MOTION GALLERY CROSSING』。日本最大級のクラウドファンディングサイト「MOTION GALLERY」が東京・九段ハウスから毎週お届けしています!

「表現」のようなクリエイティブな活動や「まちづくり」のようなパブリックな活動は、どうしても短期的な経済合理性と二律背反になりがち。新しいチャレンジやアイデアが「お金」を理由にストップせざるを得ない事例を1つでも減らすために立ち上がった「MOTION GALLERY」には、そんな二律背反を打破する新しい文化投資・社会投資の種や事例が沢山あつまっています。『MOTION GALLERY CROSSING』では、そんなプロジェクトの話しも交えつつ、みんなで「これからの文化と社会のはなし」を考えて行きたいと思っています。

https://info.motion-gallery.net/crossing/

今回の出演者

マイカ・ルブテ(Maika Loubté)

マイカ・ルブテ(Maika Loubté)

シンガーソングライター/トラックメーカー/DJ

2016年にソロ名義で活動開始。幼少期から10代を日本・パリ・ 香港で過ごし、現在は東京を拠点としている。ビンテージアナログシンセサイザーに出会いエレクトロニックミュージックの影響を受け、現在のスタイルで音楽制作をはじめる。2019年に2ndアルバム「Closer」を配信・LP(日本盤およびEU/UK盤)でリリース。ライブ出演・DJ・楽曲提供・CM歌唱提供・ナレーション等でagnès b・SHISEIDO・GAPなど様々なブランドとのコラボレーションも行う。台湾・中国・香港・韓国・タイ・フランス・スペインなどでのフェス出演・ツアーを行うなど国外でも活動中。

https://linktr.ee/maika_loubte

本田次郎

本田次郎

TuneCore Japanディレクター/「THE MAGAZINE」編集長

1977年生まれ。音楽デジタルディストリビューションサービスTuneCore Japanディレクター兼TuneCore Japan運営のWebメディア「THE MAGAZINE」編集長。自身での音楽活動、音楽メディア編集者、スタートアップ立ち上げなどのキャリアを経て、現在はTuneCore JapanおよびTHE MAGAZINEにてストリーミング時代にインディペンデントアーティスがサスティナブルかつチャレンジングな音楽活動ができるためのコンテンツ、プロジェクト、情報発信を手がける。

https://magazine.tunecore.co.jp/

この番組のパーソナリティ

武田俊

武田俊

メディアリサーチャー・文筆家・編集者

1986年、名古屋市生まれ。法政大学文学部日本文学科兼任講師。JR埼京線沿線のエリアスタイルマガジン「SAI-KYO DIALOGUE LINE」編集長。まちづくり領域のバーティカルリサーチメディア「M.E.A.R.L」編集長。JFN「ON THE PLANET」月曜パーソナリティ。 大学在学中にインディペンデントマガジン『界遊』を創刊。編集者・ライターとして活動を始める。2011年、代表としてKAI-YOU,LLC.を設立。2014年の同社退社以降「TOweb」、「ROOMIE」、「lute」などカルチャー・ライフスタイル領域のWebマガジンにて編集長を歴任。メディア研究とその実践を主とし、様々な企業のメディアを活用したプロジェクトにも関わる。右投右打。

http://takedashun.com/

長井短

長井短

演劇モデル

1993年生まれ。東京都出身。モデルとして活躍する傍ら、舞台、TV、映画で女優として活躍、またバラエティでも特異なキャラクターで注目される。最近の主な出演作に、KERA×CROSS第2弾『グッド・バイ』、月刊「根本宗子」第6号『バー公演じゃないです。』他。TVドラマ「ギルティ」(YTV)「離婚なふたり」(EX)、「家売るオンナの逆襲」(NTV)、映画『あの日々の話』「耳を腐らせるほどの愛」。

http://popbelop.blogspot.com/

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