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世の中の興味深いマーケティング事例や大きな数字、意外な事実など、経営者 榊原直也 のアンテナに留まったビジネス話題をご紹介する『ばらさんのBusiness Talk | バラトーク』。

ビジネス上で感じるストレスにどう対処するか、をテーマにディスカッション。話題は、プレッシャーを感じる人間関係の体験談から、劇的に仕事効率を上げる「ポモドーロ法」の導入にまで展開していきます。

 

◇ 出演者 榊原直也 / 曽志崎寛人

◇ ゲスト 村西重厚さん

提供 : データ・サイエンティスト株式会社 
https://kwtool.co/company.html

人間関係のプレッシャーは、対人スキル向上のチャンス

「いとこのお兄ちゃん」的存在との対話が救う経験不足

スナップショットで思考を書き出し、脳を整理する

劇的に仕事効率を上げる「ポモドーロ法」

朝イチのタスク整理が1日の集中力を決める

人間関係のプレッシャーは、対人スキル向上のチャンス

榊原:人間関係に圧を感じる。これは、いろいろな職場でよくある状況です。「会社に行くのが怖い」「気分が重い」という人は、会社の人間関係で悩んでるんですよね。あと、自分のスキルに未熟さを感じたり、プレゼンテーションの出来に自信がなかったり。あるいは売上がプレッシャーになることもある。ただ、さまざまなプレッシャーをリストアップしてみると、必ずしも悪いものばかりではないと思います。

例えば、人間関係でプレッシャーを感じる環境。これが当人にとっては、良い場合もあります。人間関係に圧を感じる時は、自分が苦手なタイプを御するチャンスでもある。対応するスキルが自分にないのか、あるいはスキルがあっても突破できないような困った人を相手にしているのか?状況の捉え方によっても違ってきます。

もし自分にスキルが不足している段階で、そのストレスから逃げてしまったら、成長する機会を失ってしまうわけです。逆に、相手が自分のスキルに関係なく困った人なのであれば、相手と仕事をしなくても済む環境にするなり離れるなりしなくてはならない。単に人間関係に対するストレスといっても、状況別にもう少し細かく良し悪しを見極める必要性があるのではないでしょうか。

 

「いとこのお兄ちゃん」的存在との対話が救う経験不足

大前:仕事上のストレスやプレッシャーの問題は、結構複雑に絡まっています。自分の若い頃を思い起こしてみても、20代から30代の前半は絶対的な経験値が足りなかった。ストレスの原因が分からず、向き合うべきベクトルが見えない。私の実体験でも、社内の他部門や上司、お客様と三つ巴のストレスにさらされて、どう整理していいかわからないことがありました。

榊原:実体験だけあって、リアリティありますね。

大前:でも、苦労しながらでも手ごたえを一つ一つ掴んでいく経験は、次に生かせます。そうした経験から、ストレスを感じる環境から逃げるのも大いにアリだと思う一方で、ある程度踏ん張ることも大事だと思っています。

若い時の体験で私が助かったのは、対話する相手がいたことです。直属の上司とうまくやりとりができない時、ちょっと仲のいい別の課の課長さんに話をして。斜め上の「いとこのお兄ちゃん」みたいな人ですね。そうすると「本当はあんなやつじゃないんだけどな。困ったら俺のとこに言ってこいや」などと言ってくださる。それで、もう一週間、もう半日がんばろうという気持ちになれました。

人間は、やっぱり一つの道しか見えないと視野が狭くなる。ちょっと引いたところから見て視野を広げていくと、会社にも実はいろんな人たちがいます。その中でヘルプを出すと、意外と助けてくれるという体験がありました。経験が不足している若い時は、そういう兄貴分みたいな人の存在は大事です。今の自分があるのは、彼らのおかげだと感謝しています。

 

スナップショットで思考を書き出し、脳を整理する

榊原:自分の考えていることや悩みを書き出してみる、というのもストレス解消の効果があると言われていますね。頭の中でぐちゃぐちゃになっていることを一度書き出してみることで、脳が軽くなるんでしょうか。一旦脳の外に出すことでメモリーが楽になるような。

大前:金魚鉢の中で泳いでいる数十匹の金魚は、どうやって数えるのが一番いいと思います?写真に撮るのが一番いいらしいですね。

榊原:それだと一発で解決する。

大前:一瞬止めるわけですよ。

榊原:写真に撮ると、一遍その状態を保存できるから…。

大前:それが「書き出す」ことと同じ行為である気がします。

榊原:なるほど。何が起きているか、冷静に単純化することができるっていうことですよね。

大前:人間は、1日に数万回、自分に何か問いを発しているらしいですね。顕在的な部分も潜在的な部分も両方合わせると。常に頭の中がぐるぐる回っている。そこで、金魚を数える時と同様に、パシャッとスナップショットを撮るという行為をすると、脳内が整理される。そのスナップショットにあたるのが、書くという行為なのかなと思います。

劇的に仕事効率を上げる「ポモドーロ法」

大前:実は3月ぐらいから「ポモドーロ法」という方法を導入して、時間の使い方をすごく変えたんです。ポモドーロはイタリア語で「トマト」の意味です。考案者が、たまたまトマトの形をしたキッチンタイマーを目にして始めたそうです。やり方は非常にシンプルで、25分間ひとつのテーマに絞って作業して、5分休憩する。それを延々と繰り返します。

これを導入してから、劇的に仕事の効率が上がりました。まず25分間でやるべきタスクを振り分けるところから始めます。例えば「データを分析して、資料を作る」というのを1タスクとして見積もる。そして、ポモドーロ1個分、2個分、というふうに仕事の段取りをします。

榊原:25分間の集中もいいのでしょうが、その25分間で何をやるかを選別しているところに効き目があるんじゃないですか?

大前:そうですね。私は毎朝、段取りのための25分間をとるようにしています。

実際ポモドーロ法を始めてみて、電話や急ぎの要件で中断することもあるんですが、とにかく25分経ったら、仕事が途中でも一旦止めます。それで5分間に、首の痛みを防ぐための体操をしたり、たまにギターの練習をしたり。

だから、25分間も5分間も両方で集中できるというふうに、時間の使い方が変わってきました。

 

朝イチのタスク整理が1日の集中力を決める

大前:細かい時間を管理できるスマホのアプリもあるんです。パソコンと連携して、何を作業したかが全部ビジュアル化できる。その記録から、自分がどれくらい何に資源を投入したかっていう配分も全部計算できます。この方法の導入で、かなり生産性が上がったな、ということを実感しています。

榊原:しっかりと25分間でやれそうなことを決めておくから、余計集中できるんでしょうね。

曽志崎:僕はそのアプリを確か2月くらいに教えてもらったんです。久々にそのアプリのことを思い出しました。

大前:ということは、使ってないってことですね(笑)。

曽志崎:手段として使ってはいないんですが、目的に到達するには良いきっかけになったと思います。やっぱり最初に洗い出す、というのが大事です。

というのも、洗い出さずに「とりあえずこれをやろう」と作業を始めてしまうと、10個のうちの1個をやっている間に残りの9個を忘れてしまう。それで、やるべきことを1回1回思い出すというコストをどう下げるか、というのが問題になる。このポイントは、ポモドーロを使って発見したことです。

結果的に今、やるべきことを全部リストアップしてからでなければ、1個1個のタスクに着手しないようにしていますね。朝スプレッドシートで洗い出しをしてから、1個1個を消化して、終わるとチェックを入れています。

ばらさんのビジネストーク!

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この番組のパーソナリティ

榊原直也

榊原直也

データ・サイエンティスト株式会社 代表取締役社長

Webメディアと検索順位との関係を数学的に解き明かす技術で複数の特許を持つ。その技術を駆使したサイト診断サービスは、その効果が口コミで広がり、いまや著名企業が何ヶ月も待つほどの人気サービスに。プライベートでは、難しい分野でもわかりやすく楽しい雑談ネタにしてしまう「バラトーク」が、学生、主婦、ビジネスマン、経営者など幅広い層に大人気。モットーは「楽しく!わかりやすく!」。

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