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世の中の興味深いマーケティング事例や大きな数字、意外な事実など、経営者 榊原直也 のアンテナに留まったビジネス話題をご紹介する『ばらさんのBusiness Talk | バラトーク』。

今回のテーマは、外部ブレーンとのうまい付き合い方についてです。いかにして我々は外部ブレーンの力を最大限に引き出せば良いのかをお話しいたします。

 

◇ 出演者 榊原直也 / 曽志崎寛人

提供 : データ・サイエンティスト株式会社 
https://kwtool.co/company.html

  • 外部ブレーンの力を引き出すプロジェクトリーダーの人物像とは
  • 合理性の厳格な追求が生む、不合理なドラマ
  • プロジェクトにおける「愛されキャラ」の必要性
  • 違う個性が協力しあえば、最強のチームになる
  • リスク回避に不可欠な、事前準備とチームの結束

外部ブレーンの力を引き出すプロジェクトリーダーの人物像とは

プロジェクトを進める際に、外部ブレーンを利用する事はよくありますよね。代表例として、事業会社がWeb制作会社に、自社サイトの制作を依頼する場合を挙げます。事業会社がWeb制作会社とうまく付き合い、彼らの力を最大限に活用するには、どうしたら良いのでしょうか。

これまでたくさんの事業会社を支援してきましたが、その中で分かったことがあります。

それは、事業会社がアサインするプロジェクトリーダーには、合理的に厳しく仕事を進めるタイプのAさんと、可愛げがあって周りから愛される性格のBさんという、大きく分けて2種類のキャラクターがいるということ。

もちろん、AさんとBさんの厳しい要素とかわいい要素の両方を持っている人がいれば最高ですよね。しかし、なかなかそうはいきません。

 

合理性の厳格な追求が生む、不合理なドラマ

Aさんタイプは、合理的に厳しく仕事を進めていきます。かっちりと仕事を進められれば、プロジェクトは一見、うまく進むかのように見えます。

しかし、実はAさんには見えていない不合理さがあり、プラス部分とマイナス部分が拮抗してしまっていることが多いんです。

合理的にばかり仕事を進めると、時に必要以上に厳しくなります。外注先は、追い詰められる雰囲気を敏感に察知し、Aさんに対して萎縮し、対策を取り始めます。

5分の電話で済む話を1時間かけてドキュメントにまとめたり、伝え方ひとつに会議まで開いたり…。もちろん、制作会社にとって不利な情報は、Aさんの耳には届きません。

Aさんが最合理だと思っていることは、却って不合理なドラマを産んでいるんです。

 

プロジェクトにおける「愛されキャラ」の必要性

気軽に相談できない雰囲気によって、制作会社の仕事が増え、制作費の増加につながります。そして、増加した制作費や時間を取り戻そうと、制作会社もあの手この手を使い始めるため、最終的にはコスト削減にもなりません。

そこで必要になってくるのが、愛されキャラのBさんです。

外注先の方から、とにかく好かれ、取引先の人なのに社内の飲み会に呼ばれる、一緒にいると楽しい人。だからこそ本音を言いやすいのでしょう。進捗が望ましくないときに、「実はこんな問題起きてしまって…」と雑談ベースで話せるため、情報が早く入って来やすいのです。

Bさんは重要な情報を、早く獲得する上でポイントとなる人材なんです。

 

違う個性が協力しあえば、最強のチームになる

かっちりと厳しく仕事を進めることができるAさん。一方、外注先に好かれ、親密さを確立できるBさん。両方の能力が備わっているベストな人材がいなければ、AさんとBさんをうまく組み合わせ、チームにするのが最適でしょう。

このような役割分担型の場合には、AさんとBさんがお互いのキャラクターを良くわかっていることが必要です。

「自分はこんなタイプで、君はこんなタイプだ。だから、こんなリスクがある。その時は君、フォローをよろしくね」

自分のキャラを把握しているからこそ、リスクが予測できる。リスクが発生しプロジェクトが合理的に進まなくなった時、コストの増加を抑えるために、どのように協力するべきかを、最初に申し合わせておくと良いでしょう。

 

リスク回避に不可欠な、事前準備とチームの結束

全くキャラクターが違うAさんとBさん。一緒にプロジェクトをしていて不仲になる可能性も大いにあるでしょう。

制作会社さんとの会議中、楽しそうに談笑ばかりするBさんを見て、会議の進捗が進まずイライラするAさん。ついついAさんはBさんに余計な一言が出てしまい、険悪な雰囲気になる…。

そうしたチーム内でのトラブルを防ぐためには、事前の準備がとても大事です。料理をする時のように、ややこしいものは切っておくとか、油を適度に引いておくとか、おろそかにしがちな事前準備こそ入念にしてほしいものです。

まず、チーム内でお互いのキャラをさらけ出し、互いのキャラから得られるメリットとリスクを共有する。そして、チームとしてどの様にしてリスクを抑え、強みを引き出していくのかを、十分に申し合わせておく必要があります。

制作会社の力を最大限に引き出し、プロジェクトを成功させるために、AさんとBさんは一緒にいるんだということを、お互いが言葉にして理解しておく事が不可欠だと思いますね。

ばらさんのビジネストーク!

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この番組のパーソナリティ

榊原直也

榊原直也

データ・サイエンティスト株式会社 代表取締役社長

Webメディアと検索順位との関係を数学的に解き明かす技術で複数の特許を持つ。その技術を駆使したサイト診断サービスは、その効果が口コミで広がり、いまや著名企業が何ヶ月も待つほどの人気サービスに。プライベートでは、難しい分野でもわかりやすく楽しい雑談ネタにしてしまう「バラトーク」が、学生、主婦、ビジネスマン、経営者など幅広い層に大人気。モットーは「楽しく!わかりやすく!」。

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